研修
グループ研修①
今年度の研修テーマをもとに教員個々の課題についてのキーワードを募集したところ、たくさんの意見が出ました。それをもとに研修部で整理・検討し、今年度は「学習保障」「ICT」「学習意欲」の3グループを設定しました。
全員が第1希望のグループで研修を進めることになり、早速、グループ研修会を実施し、グループごとのテーマを検討しました。
今後は、決定したグループテーマをもとに一人一人が「マイテーマ」を設定し、それぞれ研究を進めていきます。
【Aグループテーマ】
「多様な状況にある児童生徒が『自ら考える』学習を保障するための授業づくり」
【Bグループテーマ】
「遠隔授業におけるICTを効果的に活用した授業づくり」
【Cグループテーマ】
「教材や授業展開を工夫することで学習意欲を高める授業づくり」
復学支援研修会
6月5日(月)に復学支援研修会を開催しました。
「復学」とは、本校の児童生徒が、県立医科大学附属病院への入院や通院治療を終えて、原籍校に戻ることを指します。その際、自分の学校を離れていたことから児童生徒が不安や心配を感じる場合も少なくありません。そこで、医大校に転入してきてから原籍校に戻るまでの全ての期間を「復学支援」の時期ととらえ、段階に応じたかかわりや支援が必要だという考え方を全教員で共有しました。これまでの復学に関する事例も示され、教師一人一人が目の前の子どものより良い復学を考える機会となりました。
基礎研修会
6月8日(木)に福島県立医科大学附属病院 看護技師 石野 将文 様を講師としてお迎えし、基礎研修会を実施しました。
医大校の児童生徒を理解し、支えるうえで、医療との連携は必要不可欠です。石野様から、病棟の様々な状況について紹介、説明をいただくとともに、教員からの質問をもとに看護技師の立場から学校との連携の必要性等を踏まえて丁寧にお話しいただきました。活発な質疑応答が行われ、実施後、教員からは「看護技師さんの思いを聞くことができてよかった。」「さらに理解を深めたい。」などの感想がありました。
医療に携わる方も、我々教員も、「目の前にいる子どもたちのために。」という思いを一つにしたチームの一員として、子どもたち、そしてそのご家族を共に支え、教育活動の充実を目指していきたいと改めて実感しました。
第1回全体研修会
5月11日(木)に全体研修会を実施しました。
校内での研修と、校外で行われる様々な研修を、教員一人一人が積極的にすすめることで、「目の前にいる子どもたちのために、先人たちの教えを踏襲しつつ、自分たちの通ったところに道をつくるつもりで、主体的に取り組む研修を。」と、呼びかけました。また、分校長からは、「目の前の子どものニーズに応じ、私たち教員が主体的に学び続け、様々な変化に対応(適応)していくこと。みんなで協力し、組織で取り組んでいくこと。」と、話がありました。
日々研究と修養に励み、得たことを目の前の子どもたちに還元できるように取り組んでいきます。
いじめ防止校内研修会(4月)
4月20日木曜日にいじめ防止校内研修会を実施しました。
研修では、本校の「令和5年度 学校いじめ防止基本方針」を参照し、いじめの定義や未然防止、早期発見について研修用のプリントに書きこみながら確認しました。また、医大校の児童生徒に起こりうるいじめやトラブルについて担当者から説明を聞き、配慮事項やいじめ根絶に向けた取り組みについて共通理解を図りました。
なお、本校の「令和5年度 学校いじめ防止基本方針」につきましては、ホームページにも掲載しておりますので、ご覧ください。
「研修の様子」 ↓ 「令和5年度 学校いじめ防止基本方針」より一部抜粋
③転出に向けての対応
退院に伴い、児童生徒が原籍校に復帰する場合、長期離脱に伴う友人を中心とした学級集団への抵抗感や、脱毛や増毛、むくみ等の治療による容姿の変化などが影響する心理的負担、また、学力や体力の低下などによる集団活動への参加が難しい状態等、原籍校の学校生活への不適応が生ずる可能性が考えられる。
これらは、転出後に、いじめの関係につながる可能性になる要因と考えることもできるため、事前に転出先の小中学校の担任や養護教諭と主治医や担当看護師など連携する必要がある関係者を交えたケース会議を設け、いじめ関係が生じないための対応策と連携した支援体制を整えておく。
第1回情報研修会(4月)
4月13日木曜日に情報研修会を実施しました。
研修会では、情報教育係から情報に関するルールやICTについての基本的な内容の確認や困ったときの対処法などの説明がありました。また、実物投影機(下記写真)の使用法についても確認することができました。児童生徒のよりよい理解のためにオンライン授業等で使用していきます。
令和4年度 校内研修会③
令和3年度特別支援教育専門研修 第Ⅲ期病弱教育専修プログラムに参加した本校中学部佐藤真美教諭の研修報告会を行いました。
『入院治療中の児童生徒の主体的な学びと学習保障のあり方について』というテーマのもと、研修を深めたこと、大事な視点や考え方について全職員で共有しました。
令和4年度 校内研修会②
8月24日(水)に福島県立医科大学附属病院 患者サポートセンター・認定専門造血幹細胞移植コーディネーターの安斎紀氏を講師にお招きして、「移植治療と子どもたち」という演題でご講演をいただきました。
移植の種類や大まかな流れ、移植後に子どもたちの身体にあらわれる変化や反応について、詳しく教えていただきました。また、これまでかかわってきた多くのお子さんのエピソードを交えながら、移植後の子ども・ご家族への対応や、治療中の子どもの学び・希望・夢についてお話いただきました。その中でも「子どもたちの気持ちに寄り添って」「どんな小さな希望も、些細なことも支えていく」という言葉が胸に響きました。私たちも治療により変化する子どもの体と心の状態に寄り添った教育活動を行っていきたいと思います。
令和4年度 校内研修会①
新型コロナウイルスが再拡大していることから、今回は、福島南消防署より心肺蘇生法用解説DVD・訓練用人形・訓練用AEDをお借りし、心肺蘇生法・AED実技講習会を実施しました。いつ、どのような状況に遭遇しても対応することができるように、3グループに分かれて、傷病者発見から救急隊到着までの心肺蘇生法の一連の流れや、AEDの使い方について学ぶことができました。今回に限らず、繰り返し訓練する必要性を改めて感じた研修でした。
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