~「心豊かで思いやりのある」子どもたちの姿を目指して~

 

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 医大校は福島県立医科大学附属病院内に昭和56年4月、須賀川養護学校医大分室として設置され、昭和62年4月には医大分室から医大分校へと昇格しました。同年6月には医大病院の移転に伴い、現在地で教育を開始しております。平成29年4月には校名変更があり、現在の須賀川支援学校医大校となっております。
 在籍児童生徒のほとんどが医大病院に入院しているため、入退院に伴う転出入が多くあり、在籍期間はそれぞれですが、令和5年度は、延べ19名が医大校で学習しました。この他に、短期の入院や通院時の学習支援については、小・中学生、高校生を含めて39名の実施となりました。

 今年度は、4月8日に新年度を開始し、現在、小学部6名、中学部3名の計9名が在籍しております。また、小学生から高校生までの学習支援もスタートし、5月からは小学校就学前の入院中の子どもたちの「きらら教室」も行っていきます。

 本年度も、病気治療に伴う様々な困難を抱える児童生徒たちが、学びをとおして「わかる、できる」喜び、楽しさを味わって、「明るく(健康[体])、自ら学び考え(友愛[知])、心豊かで思いやりのある(感謝[徳])」姿に成長していくことができるよう職員一同で取り組んでまいります。今後も保護者の皆様や医科大学附属病院をはじめとする関係機関の方々との連携を大切にしながら教育活動を進めてまいりたいと考えております。これまで同様にご支援ご協力を賜りますようよろしくお願いいたします。


                                  分校長 田中 紀彦