ALT(外国語指導助手)との授業

2025年10月21日 10時00分

 10月17日(金)に今年度2回目となるALT(外国語指導助手)のマイケル先生との授業がありました。

 小学部の3名の児童は初めて会うマイケル先生に、「どのような自己紹介をしようかな、一緒にできることはあるかな、どんなことを聞こうかな。」と期待しながら事前の準備を行いました。

 当日は、好みの食べ物や果物などを英語で伝えたり、自分で描いた絵や動画を見せたりして自己紹介を行いました。また、アルファベットダンスを一緒に踊ったり、好きなゲームやアイドルを紹介し合ったりしてやりとりも弾み、後半には、アメリカの遊園地やデパート、大学のことについて、写真と英語の説明で見聞きして、初めて知ることに驚き、外国の文化への興味を持つことができました。明るいマイケル先生と和やかに楽しくやりとりすることができました。

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 中学部生徒は前半に自分の好きな日本食の特徴や好きな理由を発表しました。少し緊張した様子でしたが自分で工夫して作成したスライドを操作しながら発表し、発表後はマイケル先生からの質問にも答えることができました。後半は最後に並び替え問題に挑戦し、生徒は適切な英文になるように並び替え、マイケル先生は適切な日本文に並び替え、ひらがなを漢字に直しました。「難しい。」と言いながらも諦めずに取り組んだことでマイケル先生より早く答えることができ、とても喜んでいました。

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 入院中に治療しながら行う勉強は、時に意欲を保つことが難しいこともあります。そのような中でもマイケル先生が来ると「マイケル先生に伝えたい!伝わるかな。」「マイケル先生の話していることを理解したい!理解できるかな。」「一緒に○○をしたい!一緒にできるかな。」とドキドキしながらも一歩頑張ってみようと思えるようです。そのことが児童生徒を大きく成長させるように感じました。児童生徒の日々の原動力にもつながっていくことを願って今後もALTと連携して指導を行っていきます。

インターネット安全教室

2025年10月15日 13時23分

 10月14日(火)に、中学部生を対象に、オンデマンド視聴によるインターネット安全教室を実施しました。

 「① ネットへの投稿」「②ネットの使いすぎ」「③ネット上の偽・誤情報」「④ネットの特性」 の4点についての動画を視聴し、生徒役の教師と、「どういったところがいけなかったのか?」や「自分は大丈夫か?」等を、生徒役の教師を交えて検証しました。また、『フィルターバブル』『エコーチェンバー』等、聞きなれない用語が多く出てきましたが、参加した生徒はメモを取りながら真剣に耳を傾けていました。最後に、自分自身の生活を振り返り、これからの生活に学習したことをどのように活用していくかを考えていました。

 日頃からインターネットに触れる機会の多い本校の生徒たちが、安全に有効活用できるように、引き続き指導していきたいと思います。

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薬物乱用防止教室

2025年10月14日 15時30分

 学校薬剤師、医科大学付属病院の青砥様を講師に迎え、小学部5・6年生と中学部の全生徒を対象に薬物乱用防止教室を開催しました。

 内容は、飲酒と喫煙がもたらす心身への影響、市販薬を過剰摂取することの危険性、違法薬物の怖さなど多岐にわたりますが、専門家の立場から分かりやすくお話いただきました。学習後、児童生徒からは、「どれだけ親しい友達に誘われても、絶対に違法薬物には手を出さないようにしようと思う。」「薬は、指示を守って飲まないといけない理由が分かった。」「市販薬でも乱用すると体にいろいろな影響があるんだなと思った。」といった感想がありました。

 この教室は、学校薬剤師の協力をいただき毎年開催することができ、児童生徒にとって貴重な学びの場となっています。青砥様、ありがとうございました。

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第2回避難訓練(地震想定)

2025年10月8日 09時00分

 10/2(木) に、避難訓練を行いました。最初にプレイコーナーに集合して、地震時の身の守り方や避難時の約束などを考えたり確認して答えたりしてから、教室に戻り、福島県沖で震度6弱の地震が発生した想定で訓練しました。児童生徒は全体で事前に学んだことを生かして、先生の話をよく聞きながら、慌てることなく安全に避難場所まで移動することができました。

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第2回 福島県立医科大学学生による活動

2025年10月6日 14時17分

 9月26日(金)に第2回福島県立医科大学学生による活動を実施しました。今回は学生とのゲーム活動を通した触れ合いにより、入院、治療中の気分転換を図り、情緒の安定や前向きな気持ちにつなげられるようにすることを目的に、テーブルゲーム部の学生さん5名との交流を行いました。テーブルゲーム部による活動は初の試みでしたが、学生の皆さんは子どもたちの年齢や学習環境を考慮した様々なゲームを準備していて、当日は、学校、病棟学習ルーム、病室に分かれて行いましたが、どのグループも大いに盛り上がりました。学生さんの提案でお互いを「トカゲ」「カウキング」など自分の好きなコードネームで呼び合ったことで、初対面でもすぐに打ち解け、一緒に活動を楽しむ姿が見られ、ねらいに沿った学びの機会となりました。

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楽しかったね!メタバースお楽しみ会!

2025年7月23日 16時10分

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 7月17日(木)に児童生徒会主催の第一回お楽しみ会を行いました。事前の児童生徒対象アンケートでは、メタバース上での実施希望がとても多かったので、初めてメタバース上で実施し、児童生徒は医大校・各病室・自宅から参加しました。短い準備期間でしたが、児童生徒はそれぞれに自分の係の仕事を進め、日が近づくにつれて、「17日はお楽しみ会だよね!」と心待ちにする様子がありました。

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 お楽しみ会当日、司会の生徒からの「参加場所は違いますが、このメタバース上で一緒に楽しみましょう。」という言葉を皮切りに、ビンゴがスタートしました。

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 このビンゴゲームは、メタバース上で「ターザンロープに乗る」や「エモートであいさつ」などの全16個の指令の中から好きな指令を選び、こなしながらビンゴ達成を目指すというものです。どの児童生徒もメタバース上を思い切り駆け回り、なんと全員がビンゴに!さらには16個すべての指令をこなした児童生徒もいました。

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 続いて、ゲーム係の児童が考えてくれた○×クイズでは、メタバース上で答えだと思う方向にアバターを移動させる形で行いました。すぐに答えを決めて移動したり、迷って○と×の境目に立ったり、気付けばアバターがポップコーンを手にしてクイズに答えていたり・・・とアバターにもその子らしさがよく反映されていました。

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 最後にメタバース上でみんなで集合し、記念撮影を行いました。医大校は全児童生徒が実際に対面で同じ場所にいるということはほとんどありません。だからこそ全員が揃った形での記念撮影もとても貴重だと感じました。

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 終わりの会では、一人一人の感想発表を吹き出しに書いて行い、「楽しかった」というような感想がたくさん出ました。また、児童生徒同士の手紙の交換を行いました。手紙は宛名と差出人を書かず、医大校の誰に届くか分からない形で準備しました。どの児童生徒も、「自分だったらどんな手紙をもらうと元気が出るかな。」と考えながら一生懸命書いたようでした。医大校の児童生徒同士だからこそ、より伝わる手紙であっただろうと思います。

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 病気療養によるさまざまな体調等の変化や制限があっても、自分らしさを投影したアバターでメタバース上を自由に動けたという経験はかけがえのないものだったと思います。実際に医大校の仲間と会って話す機会はなかなかない児童生徒も、メタバース上ではすぐ近くに同じ医大校の仲間がいることを感じられたと思います。また、実際にそれぞれが希望した係でしっかりと役割を果たして作り上げた第1回お楽しみ会が楽しく、大成功に終わったことも、児童生徒の今後の原動力となってくれるのではと思っています。45分間という短い時間でしたが、どの児童生徒もいきいきと活動する姿が本当に印象的でした。

 今回のお楽しみ会は、一般財団法人ニューメディア開発協会の方々に素敵なメタバースの会場を貸していただき、当日もご協力いただいたことで実現できました。ありがとうございました。

防犯教室

2025年7月14日 09時50分

 7月2日(水)に防犯教室を実施し、福島警察署スクールサポーターの髙橋様が来校されました。今回はオンラインを利用して、児童生徒が参加しました。

 児童生徒は日々の生活の中で、自分が危険な目にあわないための対策について、スクールサポーターの髙橋様から様々な話を聞くことができました。不審者を性別や年齢、外見で判断しないことや留守番をする時の注意点等を学びました。

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ALT(外国語指導助手)との授業

2025年7月4日 08時40分

 6月26日(木)にALT(外国語指導助手)のマイケル先生が来校しました。今回は医大校での対面授業と、自宅からオンラインでつないで授業を行いました。

 小学部5年生は自己紹介を行いました。自分の好きなものや住んでいる地域で有名な食べ物やお祭りをマイケル先生に伝えることができました。マイケル先生からアメリカのお祭りやパレードについてとても魅力的な写真を見せてもらい、思わず「行きたい!」と声を上げていました。

 小学部6年生は自分の好きなキャラクターや食べ物、苦手な食べ物などについて話し、自分の動画を見てもらいました。できるだけ英語で話したいという強い気持ちが表れて、マイケル先生の言葉をよく聞いてすぐに復唱していました。

 中学部2年生は自分の好きなご当地グルメについて、自分で画面共有をして発表しました。好きなトッピングや一緒に食べたい物などを伝えると、マイケル先生からは食べる頻度や誰と食べるかなどの質問があり、一つ一つよく考えながら答えることができました。

 当日欠席した生徒も含めて、中学部の英語の授業で使っている掲示板アプリのPadletに作成したスライド画像を載せて、マイケル先生からのコメントを英語で投稿してもらいました。また、マイケル先生の地元のグルメについても紹介するスライド画像を投稿してもらい、体調に合わせて見られるようにしました。

 ALTと直接会ってやり取りできることが一番ですが、それが難しいときにはオンライン上で顔を合わせて同時双方向でやり取りしたり、体調の良いときに何度でもじっくりコメントやスライドを読み返せるようにしたりし、児童生徒それぞれの今に合った学びを考えて今後もALTと連携しながら指導していきたいと思います。

「アバター学校生活参加支援コミュニティ」に掲載されました!

2025年6月5日 16時30分

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 昨年度、中学部進路学習として行った病院内のドクターカー・ドクターヘリ・指令室見学についての動画が、一般財団法人ニューメディア開発協会が運営する「アバター学校生活参加支援コミュニティ」内の「利用事例/各校の取り組み」に掲載されました。

 「病室からアバターロボットを操作してドクターヘリ見学!」というタイトルで、テレプレゼンスロボット(アバターロボット)のkubiやtemiを使用した内容について約3分半の動画にまとめたものです。ぜひご覧ください。

  利用事例 - アバター学校生活参加支援コミュニティ

 (アバター学校生活参加支援コミュニティのWebサイトに移動します。)

第1回避難訓練(火災想定)

2025年5月26日 09時20分

 5/23(金) 3校時、避難訓練を行いました。最初に避難訓練の目的や避難経路、決まりを考えたり確認したりしてから、医大校で火災が発生した想定で訓練しました。児童は先生の話をよく聞きながら、慌てることなく安全に避難場所まで移動することができました。

 その後、医大病院防災担当の方々から、医大病院全体で避難する場合の方法や、煙感知器等の役割についても丁寧に教えていただきました。

避難訓練①避難訓練②避難訓練③避難訓練④

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