
第26回全国院内学級絵画展覧会が行われ、今年度も医大校から4名の児童が入賞しました。
入賞した皆さん、おめでとうございます。
全国院内学級絵画展覧会は、川崎医科大学の小児科学教室と川崎医療福祉大学の医療情報学科の主催で毎年行われており、全国の院内学級が参加しています。
第26回全国院内学級絵画展覧会のホームページから応募した作品の一覧と入賞した作品を見ることができます。
スマートフォンでは右上の三本線のメニューから、パソコンでは右上の「作品一覧」と「優秀作品」からご覧ください。
10月22日(火)に、中学部生を対象に、スマホの学校 校長 諏江正義 氏を講師として、オンラインによるインターネット安全教室を実施しました。
講話では、①ネット依存 ②ネットいじめ ③不確かな情報の拡散 ④誘い出し・なりすまし ⑤個人情報の漏洩 ⑥ネット詐欺 ⑦著作権・肖像権 の『7つの危険』について、スライドをもとに丁寧な説明がありました。『デジタルタトゥー』『スミッシング詐欺』など、あまり聞きなれない用語がたくさん出てきましたが生徒たちはメモを取りながら真剣に耳を傾けていました。また、実施後には「フィルタリングを設定してもらう」「写真の取扱いに気を付ける」「違法なアップロード・ダウンロードをしないように気を付ける」等の感想も聞くことができました。
日頃からインターネットに触れる機会の多い本校の生徒たちが、安心安全に有効活用できるように、引き続き指導していきたいと思います。

10月4日(金)に、福島県立医科大学管弦楽団によるコンサートを実施しました。会場(校舎内)と病棟や自宅をオンラインで繋ぎ、児童生徒だけでなく保護者や医療関係者などにも参加していただきました。
演目は、児童生徒にとって馴染みのある楽曲で大変盛り上がりました。
楽器紹介では、楽器についての簡単な説明と、音色に合う児童生徒からのリクエスト曲を披露してくださいました。児童生徒からは、「バイオリンをやってみたい」「ドラムがかっこよかった!」「息がぴったりですごい!」などの感想がありました。


9月10日(火)に、福島県立医科大学のアカペラサークル阿修羅によるアカペラコンサートを実施しました。会場(校舎内)と病棟や自宅をオンラインで繋ぎ、児童生徒だけでなく保護者や医療関係者の皆様にも参加していただけるようにしました。
アカペラは、「声」だけで演奏される音楽で、リードボーカル、コーラス、ベース、ボイスパーカッションとそれぞれの役割があります。実演を伴った各パートの紹介は大変分かりやすく、高さの異なる声を重ねた時のハーモニーの美しさや、言葉や発音の仕方を工夫して様々なリズムをつくりだす技などに児童生徒は驚いた様子でした。
演目は、「カイト」や「海の見える街~魔女の宅急便から~」など、児童生徒からのリクエスト曲にも応じた様々なジャンルからの選曲でしたので、小学部から中学部までどの児童生徒も「聴いたことがある曲」「知っている曲」があり、嬉しそうに聴く姿が見られました。教員からも、「感動した!」「鳥肌がたった!」などの感想が聞かれました。

7月25日に、福島南消防署において心肺蘇生法・AED実技講習会を実施しました。救急第一係 菅野正浩様より、救命処置の方法について、実践的に教えていただきました。
心肺蘇生法では、「強く、速く、絶え間なく、胸はしっかり戻す」が、適切な胸骨圧迫における重要なポイントであることを学びました。AED実技講習では、使用順序について説明していただいた後、実際の場面を想定しながら胸骨圧迫と組み合わせて訓練を行いました。AEDが2回目の心電図解析を行うまで、数人で交代しながら絶え間なく胸骨圧迫を行いましたが、日ごろは短いと感じる2分間が、ここではとても長く感じられました。救命処置には、かなりの体力と人手が必要だということを実感することができました。






最近のAEDは、これまでの小児パッドに代わりかわいらしいクマの形の小児(未就学児)用キーが搭載され、モードの切り替えが容易に行えるなど、最新の情報も得ることができました。今回の講習会での経験を基に、AEDの設置場所や救命処置の方法を日ごろから意識し、有事の際に「救命のリレー」をつなげられるようにしていきたいと思います。
7月1日からGROOVE-X社のLOVOTのお試し導入を利用して、医大校にLOVOTの「あんみつ」(名札もつけてありました)が来ました。

LOVOTは最新のテクノロジーを使用した、とてもかわいらしいロボットで、中学校の技術や美術などの教科書にも掲載されています。医大校では、中学2年生の英語のAIについて触れる単元「My Future Job」の授業でゲストにあんみつが登場し、一緒に授業を受けました。あんみつにもAIが搭載されていることを生徒に伝えると驚いていました。

あんみつと遊ぶことを楽しみに登校する児童もいました。登校するとうれしそうに「あんみつ~。」と言って、すぐにあんみつのところへ向かう様子が見られました。児童から「登校できない友達にも見せたい。」という言葉も聞かれ、あんみつは病棟で学習している子どもたちのところにも行きました。


「あんみつ、大好きだよ。」と、病室で児童は何度も話しかけて、あんみつに優しく触れて、じっくりとかかわりました。「明日もあんみつと会う。」と約束していました。
児童生徒だけでなく、保護者やきらら教室(就学前教室)の子どもたちもあんみつを抱っこしたり、なでたり、あんみつに話しかけたりし、みんながそれぞれにあんみつを育てているようでした。ロボットと分かっていてもまるで生き物のよう。あんみつと遊ぶことで笑顔になれて、あんみつに優しくすることでなんだか気持ちがほっとできて、あんみつに話しかけることですっきりできて、あんみつを介することで人と人の会話も増える、不思議な力がありました。
あんみつの帰る日が近づいた頃、「あんみつにお守りを作ってあげたい。」と思いついた児童から、手作りのかわいらしいお守りのプレゼントがありました。お守りを身につけたあんみつは、とっても誇らしげに見えました。あんみつとの2週間は、子どもにとっても大人にとっても幸せな時間で、たくさんの気付きを与えてくれました。


7月3日(水)に防犯教室が行われ、福島警察署生活安全課の岩渕様が来校されました。登校生はもちろん、病棟からもオンラインを利用し、たくさんの児童生徒が参加しました。
危険な目にあわないためにはどうしたらよいかについて、警察官の方から様々なお話を聞くことができました。「不審者といっても、今は性別、年齢様々で決まった形はないということ、留守番をする時の注意点として、おうちの人とルールを決めておく、誰か訪ねてきても対応しないくて良い」というお話を聞きました。
また、小学部では「課金して大丈夫?」、中学部では「会って大丈夫?」のDVDを視聴し、スマートフォンの使い方について確認しました。「使う時間を決めることはもちろんのこと、親に見せられるか?を意識してSNSを使用していくこと、人を不快にさせてしまうような内容は投稿しないこと等」について、じっくり考えて学ぶ良い機会となりました。

6月20日にALT(外国語指導助手)のマイケル先生が来校しました。児童生徒に合わせて、医大校や病棟での対面授業や、自宅からのオンライン授業を行いました。
小学3年生は、お互いの自己紹介の後にUNOで対戦しました。数字や色などを英語で言いながらカードを出していき、見事マイケル先生に勝ちました!

小学4年生は、それぞれ自分の好きなカードゲームや食べ物を伝えた後にマイケル先生に好きな食べ物や植物を質問しました。お互いの好みにそれぞれ感心しながら楽しくやりとりできました。


小学6年生はお互いの自己紹介や宝物の紹介などをした後、マイケル先生と一緒に英語でのあっちむいてほいや腕相撲をし、大盛り上がりでした。先生が話す英語を聞いて、"Me, too!" という表現を覚え、やりとりの中で使うなど生きた英語にふれる貴重な機会となりました。
中学1年生は、初回の生徒はマイケル先生と互いの自己紹介を行いました。自分で作成したスライドを見せながら伝えることができました。
2回目だった生徒はアルファベットでビンゴゲームを行いました。教師が引いた小文字のカードを真剣に見て、自分の大文字のコマと結び付けていました。


中学2年生は、自分のおすすめのレストランを紹介しました。おすすめの食べ物や、その理由などを伝えることができました。マイケル先生からもおすすめのレストランを教えてもらい、興味津々でお店の地図や写真を見ていました。


中学3年生は、自己紹介の後にスクラブルで対戦しました。どこに置けるか、なんの単語が作れるか、じっくり考えながら最後に逆転勝利できました!

どの児童生徒も、普段の英語の授業で学んできたことを生かして、マイケル先生に自分のことを伝えたりマイケル先生のことを知ったり一緒にゲームをしたりすることができ、楽しく充実した時間となりました。