医大校の様子

ALTとのオンライン授業

 6月29日(木)に、今年度初めてとなるALT(外国語指導助手)との授業を行いました。ウェブ会議システムでマイケル先生と医大校、病棟、自宅を繋いで自己紹介を中心にやりとりを英語で行いました。

 マイケル先生の自己紹介には、いろいろなクイズが入っており、どの児童もよく考えて答え、正解すると喜んでいました。自分の自己紹介の番になると、どの児童も緊張している様子でしたが、実物や画像を見せながら自己紹介することができました。マイケル先生からの質問に答えて、マイケル先生がうなずきながら聞いてくれる姿を見て、うれしそうな表情をしていた様子が印象的でした。楽しみながら「伝わった!」という経験をすることができました。

防犯教室

 6/28(水)2~3校時に防犯教室を実施しました。福島警察署の方が講師として来校し、2校時は小学部児童、3校時は中学部生徒を対象に、医大校と病棟等をオンラインで繋いで行いました。

 警察署の方の話やDVD動画から、一人で「知らない道を通らない」「知らない人についていかない」ことや、一人で外出時は「どこに」「だれと」「いつ家に帰る」等を必ず家の人に伝えること、一人で留守番時にインターフォンが鳴ったとしても「出なくてもよい」こと、スマートフォン利用時は家の人と必ずルールを作ること等が防犯に繋がることを教えていただきました。

 今回の防犯教室を通して、防犯に対する意識をより高めることができました。実施していただいた福島警察署の方々には感謝申し上げます。ありがとうございました。

全校集会(6月)

 6/5(月)3校時、今年度3回目の全校集会がありました。医大校と病棟をオンライン(Meet)で繋いで実施しました。

 「分校長先生の話」では6月(水無月)について、「防災委員会からの話」では大雨に対する備えや対応等について、話をよく聞いて考えたり、質問に答えたりしていました。

全校集会(5月)

 5/22(月)3校時、令和5年度2回目の全校集会がありました。医大校と病棟をオンライン(Meet)で繋いで実施しました。

 「分校長先生の話」では5月(皐月)について、「生徒指導係の話」ではいじめ防止について、話をよく聞いたり、考えたりしていました。

交通安全教室

 4月21日(金)に、一時退院時や復学後の生活を見据え「ドライバー(自動車)からの見え方を踏まえた自転車・歩行者の交通安全」というテーマで福島警察署の交通第一課の方を講師として招き、交通安全教室を実施しました。今回は、自宅や病棟とオンラインでつなぎ、小学部児童6名、中学部生徒1名、計7名が参加しました。

 講師からは、子どもと大人の視界(見える範囲)の違いや、改正道路交通法の施行によるヘルメット着用の努力義務化などについて動画を交えながらお話をいただきました。

 講話の最後には「『周りの人がやっているから大丈夫。』と思わず、強い気持ちをもって交通ルールを守り、安全に過ごしてほしい。今日のお話を最後まで聞いてくれたみんななら、絶対大丈夫。」と、声をかけていただきました。

 また、小学6年生には「家庭の交通安全推進員」の委嘱状交付が行われました。警察の方に呼名されると、照れながらも表情をゆるめ、笑顔を見せる児童もいました。

 実施後、児童生徒からは「自転車に気を付けたい。」「小学1年生の弟にも伝えたい。」「家の中にいて少し頭をぶつけただけでも痛いので、事故の衝撃はものすごいものだろうと思った。」などの感想が寄せられました。

 今回の交通安全教室をとおして一人一人が学んだことを忘れず、交通ルールを意識してほしいと思います。

全校集会(4月)

 4/10(月)3校時、令和5年度最初の全校集会がありました。医大校と病棟をオンライン(meet)で繋いで実施しました。

 小学部児童のみの参加でしたが、「分校長先生の話」では4月(卯月)について、「児童生徒会の話」では児童生徒会の目的や委員会の種類について、「保健係の話」では感染症予防や健康診断について、児童たちは話をよく聞いて参加していました。

小学部合同自立「ゲームで遊ぼう~なにがとんだゲーム・やさいビンゴゲーム~」

オンラインで4つの活動場所をつなぎながら、小学部のみんなでゲーム大会を行いました。

離れていても同じゲームをともに楽しめるこの時間を、児童はとても楽しみにしていました。

 

「なにがとんだゲーム」では、画面の前で教員がとばすものを、目を凝らして当てていました。ボール、恐竜、柿・・・などいろいろな形の玩具が登場しました。

「やさいビンゴゲーム」では、児童が自分の好きな野菜を発表し合った後、それらの野菜を使ってオリジナルビンゴシートを手作り。そしていよいよビンゴゲーム!

 「リーチ!」「やったー、ビンゴ!」「ぼくはダブルリーチ!!」など、児童の嬉しそうな声がそれぞれの活動場所から聞こえてきました。

 ゲームの中に自分の発表した野菜が登場するのも、児童にとっては嬉しいことのようでした。

 

 次回は12月、みんなで制作活動を行う予定です。

 

  

 

後期児童生徒会総会

 10/3(月) 学校と病棟をオンラインで繋いで後期児童生徒会総会が行われ、後期も児童生徒会活動がスタートしました。総会では、各自要項を確認しながら児童生徒会の活動や予算の検討・承認を行いました。その後、学級紹介も行いました。

 今後の委員会活動では、それぞれの委員会で立てた活動目標を達成できるように、可能な範囲で協力しながら計画的に活動していく予定です。

中学部キッズラボ

 

 9/14(水)3校時に中学部キッズラボを実施しました。福島県立医科大学の先生方が来校し、教室・病室・自宅をウェブ会議システムでつなぎ、生徒はそれぞれの場所から活動に参加しました。数学の授業の一環として、最初に立体(多面体)の説明を聞き、その後ストローとモールを使って、「正二十面体」を実際に作ってみました。

 先生方の説明をよく聞いたり、手元を観察したりしながら、生徒たちは1本のストローに2本のモールをさしこみ、立体にしていきました。モールの色合いも生徒自身でよく考え、後半は自主的に進める生徒もいたなど、本当に集中しながら正二十面体を作っていました。そのため、授業終了時にはほぼ完成し、生徒それぞれが充実した表情になっていました。

 数学や図形が苦手な生徒も、今回の授業を通して、立体の構造を楽しく学習できたと思います。実施していただいた福島県立医科大学の先生方には感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

中学部合同学習

 中学部では6月から、学校・病室・自宅をウェブ会議システムでつなぎ、オンライン上のボードを使い、自分のことを付箋に貼って伝えたり、相手の意見に「いいね」のスタンプを押したりして合同学習を積み重ねてきました。毎回、欠席者には体調に合わせて都合の良い時に、操作説明の動画を見ながらボードを確認し書き込んでもらい、ボードは付箋やスタンプでいっぱいになりました。リラックスした雰囲気の中で音声や表情、文字などでのやりとりを続けることで少しずつ自分を出し、互いのことを知ることができました。

 ボードの「やりたいこと」を書くページには「人生ゲーム」と「DVD鑑賞」の付箋が貼られ、「いいね」のスタンプが押されていました。そこで、7月15日はみんなで人生ゲームとDVD鑑賞を行いました。どのカードを選ぶか、どちらにコマを進めるか等、一つ一つ真剣に考えて臨んでいました。後日行ったオンライン上のアンケートでは「楽しかった。」「もっとやりたい。」という感想や意見が聞かれ、リフレッシュできたようでした。