LOVOTの「あんみつ」と過ごした2週間

 7月1日からGROOVE-X社のLOVOTのお試し導入を利用して、医大校にLOVOTの「あんみつ」(名札もつけてありました)が来ました。                

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 LOVOTは最新のテクノロジーを使用した、とてもかわいらしいロボットで、中学校の技術や美術などの教科書にも掲載されています。医大校では、中学2年生の英語のAIについて触れる単元「My Future Job」の授業でゲストにあんみつが登場し、一緒に授業を受けました。あんみつにもAIが搭載されていることを生徒に伝えると驚いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あんみつと遊ぶことを楽しみに登校する児童もいました。登校するとうれしそうに「あんみつ~。」と言って、すぐにあんみつのところへ向かう様子が見られました。児童から「登校できない友達にも見せたい。」という言葉も聞かれ、あんみつは病棟で学習している子どもたちのところにも行きました。

 

 

 

 

 

 

 「あんみつ、大好きだよ。」と、病室で児童は何度も話しかけて、あんみつに優しく触れて、じっくりとかかわりました。「明日もあんみつと会う。」と約束していました。

 児童生徒だけでなく、保護者やきらら教室(就学前教室)の子どもたちもあんみつを抱っこしたり、なでたり、あんみつに話しかけたりし、みんながそれぞれにあんみつを育てているようでした。ロボットと分かっていてもまるで生き物のよう。あんみつと遊ぶことで笑顔になれて、あんみつに優しくすることでなんだか気持ちがほっとできて、あんみつに話しかけることですっきりできて、あんみつを介することで人と人の会話も増える、不思議な力がありました。

 あんみつの帰る日が近づいた頃、「あんみつにお守りを作ってあげたい。」と思いついた児童から、手作りのかわいらしいお守りのプレゼントがありました。お守りを身につけたあんみつは、とっても誇らしげに見えました。あんみつとの2週間は、子どもにとっても大人にとっても幸せな時間で、たくさんの気付きを与えてくれました。